ネオトーキョー in Chatswood（チャッツウッド）：日本人の"駆け込み寺"

チャッツウッドに新しくできたネオトーキョーが、セブ島の日本人コミュニティとフィリピン人日本愛好家にとって、新たな話題となっています。ネオトーキョーをつくったセブ在住の日本人プロデューサー（175RのSHOGOさんもその一人）が特徴を紹介してくれました。

ネオトーキョーは、セブ島在住の日本人コミュニティー向けの商業施設です。様々な日本食レストラン、屋上のビーチバー、カラオケパーティーバーなどがあり、日本人が集まりやすい場所です。ネオトーキョーがある建物は、オフィスやその他の商業スペースがあるチャッツウッドドライブと呼ばれています。

ネオトーキョーにある「えびすうどん」は、その名の通り、うどん専門店です。この店のオーナーは、パンクバンド175Rのリードボーカルとして日本で有名なSHOGOさん。ネオトーキョーへの思いやフィリピンでの生活についてお話を伺いました。

フィリピンを選んだ理由としては、フィリピン人の心の温かさ、気候の良さ、そして子供たちに良い英語環境に触れさせたいため、とのこと。そして、ネオトーキョーのオープンにこの場所を選んだ理由については、A.S.フォーチュナはすでに日本人に親しみがあり、日本人が集まりやすいエリアだったためだそうです。日本人がセブに来たときに、気軽に集まって過ごせるような中心的な場所“駆け込み寺”となれば、と熱く語ってくれました。

将来的には、マクタン島やボホール島などにも支店を作り、フィリピン人に本物の日本食を知ってもらいたいと考えています。セブに移住してきた日本人、セブで勉強している留学生にとって、ネオトーキョーが日本の良さを感じてもらえたり、“駆け込み寺”的な存在になれたりすることを強く望んでいます。

えびすうどんの他に、同じフロアのカラオケパーティーバー「Yolo Bar」もSHOGOさんが経営しています。時間制で支払う通常のカラオケバーとは異なり、バーで飲み物を買うと好きなだけ歌うことができます。

そして、ネオトーキョーに新店舗をオープンしたのは、セブ島でおなじみの日本料理店「松之家」です。セブ島で長年営業している居酒屋スタイルの日本食レストランで、セブ島内各地に店舗があります。ネオトーキョー店の店長であるYUMAさんに、フィリピンで働くことについて、そしてお店が直面する課題についてお話を伺いました。

YUMAさんは、過去にマンダウエ市のサクリスロード・バキリッド店、SMシーサイド店とすでにフィリピンでの勤務経験があります。その後、一旦日本へ帰国し、日本にある「松之家」で4年間働き、さらに経験を積みました。日本と比較しフィリピンでの勤務は、計画がうまく進まないという苦労もあると語り、開店初日にもかかわらず、窓にはなんとガラスが入っていなかったとのこと。加えて、日本ならではの食材も手に入りにくいことが多いとのことですが、店で出されるゴマだれやポン酢は一から手作りしており、日本の味にどこまでもこだわっています。